真空転写フィルム
熱転写やインモールド転写では対応出来ない、深絞りや複雑な3次元形状に対し、真空(減圧)下でフィルムを基材形状に沿わせ、大気開放による気圧差や加熱圧空により機能膜や絵柄を転写します。
塗装と違いドライな環境下で、ハードコート等の機能層も転写する事が可能です。
特徴・性能
- 複雑形状の加飾過程で、作業環境改善と生産性向上を図れます。
- グラビアとシルクそれぞれの、優れた印刷再現を提案可能です。
- ハードコートの付与や、プラスチック以外の基材へも対応可能です。
真空転写フィルムの主な使用事例
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通信機器
- 携帯端末筐体
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自動車
- 内装パネル
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家電
- 筐体
- 操作パネル
転写工程概要
転写工程概要
釜内部を真空引き
上部釜を大気開放
- 治具、ベースせり上げ
- 製品下部まで回り込み
フィルム剥離
- トリミングレスで製品加飾可能