インサートフィルム
成形品の素材に適したフィルムに印刷し、そのフィルムを金型に貼り付け、成形と同時にフィルムごと絵付けする方法です。
インジェクション成形品の簡単な加飾方法として開発され、プラスチック用品の普及とともに、その特性を生かし、その用途が拡がってきました。
現在では、家電部品、自動車関連部品はもちろん、化粧品、薬品容器などのブロー成形にも対応が可能になりました。
特徴・性能
- 印刷フィルムを打ち抜き、成形機内で成形品(樹脂)と一体化します。
- インキ表面をフィルムがカバーするため、耐久性に優れ、衛生的です。
- 子供食器・業務用弁当箱に最適です。
- 従来設備を利用し、絵付けが可能です。
インサートフィルムの主な使用事例
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日用品
- トレー
- 洗面器
- 業務用弁当箱
- 裁縫箱
- ベビー食器
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化粧品・薬品
- 容器、ボトル、キャップ